船木 芳朗
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船木の音沙汰
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【1分で「考える技術」】 思考力を磨く4つのポイント
ビジネスにおいて「頭を使って考える」場面は多々ある
問題発見とその解決、アイデアを出すことは、どのような仕事においても欠かせない
しかし、「考える」ためのプロセスや型については、誰かから教わるものでもない。いくら考えても良いアイデアにつながらないのはなぜなのか
また、やるべきことが多く、思考に集中できないときはどうすればいいのか・・・

『THE21』2013年8月号<総力特集・1分で考える技術>第1部では、
「頭の回転が速い人の思考術」
と題して、さまざまな職種の6名の方に、発想や問題解決のための思考のプロセスや、考える力の磨き方を教えていただいた

ご登場いただいた方々とテーマ

小川仁志(哲学者)
・「頭の回転が速い人」は「深く考える人」である

浜 矩子(同志社大学大学院教授)
・時間がないときこそ“幅広く”“深く”考える

山本真司(経営コンサルタント)
・“言葉”で考えるのではなく“イメージ”で捉える

安田道男(俺の株式会社常務)
・いつでも出せるように「考え方」をストックする

おちまさと(プロデューサー)
・記憶の数を増やして、記憶を複合させる

谷原 誠(弁護士)
・先入観を持たずに物事に真正面から向き合う

こうした「思考の達人」たちのインタビューから、共通となるポイントをあげてみた

役割と目的に依拠する

 思考をめぐらす前にまず、把握しておくべきことがある
何のために考えるのか、思考の目的がどこにあるのかということだ
自分の仕事において何が求められているのか、役割を常に意識しよう

 弁護士の谷原誠さんは
「弁護士に求められるのは、依頼者を裁判で勝たせること」
と話す
その目的のために、証拠を見聞し、主張を細み立てるために、さまざまなことを考えるのだ

 プロデューサーのおちまさとさんも、
「まず自分の役割を認識することが不可欠」
と話す
ヒットメーカーとして知られるおちさんだが、周囲から何を求められているのかを冷静に見極めたうえで、アイデアを導くという
感覚重視と思われがちなプロデューサーの仕事でも、決して思いつきで仕事をしているわけではないのだ

経験とアイデアを蓄積する

 優れたアイデアを出すには、特別な才能が必要と考える人は多い
しかし実際は、ひらめきによって生まれるわけではない

 俺の株式会社常務・安田道男さんは、
「特別なことをしているわけではないが、常に仕事のことを考えている」
と話す
発想が優れている人や、当意即妙な受け答えができる人たちは、特別な才能を持っているわけではなく、
「常に考えて準備している」
のだ
思考の量が多ければ、多くのアイデアを提示できる

 おちまさとさんは、
「どんな発想も記憶の複合」
と話す
一見関係のない複数の記憶が結びつくとき、まったく新しいアイデアとなるのだ
そのためには、記憶の数を増やすことが必要だという
日常生活の中で経験を蓄積し、記憶を増やす
それらが将来的にアイデアにつながっていくのだ

1拍置いて眺める

 時間に追われるあまり、焦って答えを出してしまいそうになることもある
冷静に雑念を払う必要があるだろう

 谷原さんは、
「ほかのことに気を取られて集中できない場合は、その悩みとまずは向き合ってみることも1つの方法」
と話し、そのうえで、悩みがその場で解決しないのなら、メモを活用するといいとアドバイスする
その場で解決しない悩みを引きずっていても時間の無駄
いったん忘れるために書き出しておき、やるべきことに集中しよう

 経営コンサルタントの山本真司さんも、
「考えるためには、頭のワーキングメモリが空いていなければならない」
ため、
「スケジュールや不安なことなどはすべてメモしておき、書いたら忘れる」
ことにしているという
集中して考えるために、雑念を忘れる練習をしてみよう

多面的に物事を見る

 早く答えを出そうとするあまり、安易な結論に飛びついてしまうこともあるかもしれない
しかし、多角的・多面的な思考こそ、実は最も重要だ

 エコノミストの浜矩子さんは、ビジネスを“謎解き”と表現する
推理小説に登場する名探偵のように、人と違った角度から物事を見てみることから、思考力は深まっていく
たとえば新聞の見出しを見て「ほんとうにそうなのか」と立ち止まって考えてみることが、手軽にできる思考のトレーニングになる

 哲学者の小川仁志さんは
「批判的に」「根源的に」「創造的に」
考えることができる人が頭のいい人で、これらを実践すれば集中力・理解力・記憶力も伸びていくと話す
小川さんが本文中で例示した
「同じものを100通りに考えてみる」
ことを、まずは実践してみてはいかがだろうか

すごく参考になりましたね
そく実践を


2013-03-11ベントレー_0
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