船木 芳朗
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船木の音沙汰
船木の感動・思い・考え・伝えたいこだわり情報を・・・・・
"けんせつ小町"たちは、今日も現場で奮闘中
今まで「男の世界」とされてきた建設現場
固定観念は変わり、女性が働くことは特別なことでなくなってきている
日本建設業連合会(日建連)が公募して名付けた“けんせつ小町”は、そんな女性たちの呼び名だ
背景には業界を取り巻く深刻な人材不足がある
日建連は今後10年間で90万人の技能者を確保し、そのうち20万人は女性とすることを目標としている
新規就職者数を増やすためには、設計部門だけでなく、建設現場でも女性が活躍できる環境作りが必要だ。将来の建設業を担う"けんせつ小町"の最前線を追った

初めての現場で、貴重な杭打ちを経験

清水建設が手掛ける東京・世田谷区のマンション工事現場では、二人の「けんせつ小町」が働いている
その一人、正道照奈(まさみち・てるな)さんは入社4年目。東京理科大学の建築学科を卒業後、施工管理職(いわゆる現場監督)として清水建設に入社した。

大学で同じ研究室に所属していた女性の先輩も清水建設で働いていたことから、「いろいろ話を聞いて特に不安はなかった」と正道さんはいう
入社2年目には社内の「女性の施工職が集まる研修」に参加、そこで仕事以外の結婚・出産・育児など将来の生活のことまで、さまざまな悩みについて大勢の先輩から話を聞いて相談できたことは大きな励みになった
入社してから、愛知県で大学校舎の新築工事、市役所の新築と解体・改修を担当し、今回のマンションの建設現場が3カ所目に当たる
工期の中盤から参加しており、建物の骨組みにあたる躯体(くたい)から、外装や内装など、完成まで担当する予定だ
特に最初の現場となった愛知県の芸術大学の校舎新築工事は思い出深かったという
現場は山の中で、 土地造成後の杭打ち工事から初仕事が始まったが、その杭打ち工事はめずらしい深礎杭(工法)というものだった
重機が入れない傾斜地や狭い場所で行う「人力で掘る」工法
いまではほとんど行われてない。「初めての仕事が貴重な経験になった」と正道さんはいう
男性に囲まれての仕事について「あまりマイナスのギャップは感じたことがない
むしろ男性の職人さんのほうが最初はやりづらかったかも」(正道さん)と気遣う
業務は午前8時の朝礼から始まるが、正道さんはその1時間前の7時に出勤
終業は午後6時が目標、遅くても午後7時か8時には終わるようにしている
疲れた体には、一日の終わりの事務処理がきつい
撮り終えた現場の写真や書類の整理作業はその日の仕事を終えてから
今後、現場で働く女性が増えるからというだけでなく、男女を問わず育児や介護を抱えている人にとってはこうした時間が貴重なのだ
正道さんは独身で、会社の寮に住んでいる
将来の夢は「知識や経験もある、社内外から信頼される技術者になりたい」
その目指す人物像は「最初の現場でお世話になった上司」(同)だ
「産休はとりたいが、それを機にやめようとは思っていない
仕事が続けられるように、いまから考えながら働いていきたい」(同)と胸の内を話す

前職も施工職、キャリア採用で再び現場に

清水建設の、同じマンション建設現場で働く瀬井琴子(せい・ことこ)さん。キャリア採用で今年10月に入社したばかり
武蔵工業大学の都市基盤工学科(現、東京都市大学)卒業後、別の会社でマンション建設の現場を6年半ほど経験
一級建築施工管理技士の資格も取得した
現場の仕事は体力的に厳しいので、転職にあたっては内装だけの仕事を考えたが、「建築分野は広い。もっといろんな経験をしてみたい」(瀬井さん)という思いのほうが強かった
前の会社では、小さな現場で少人数、自ら動くことも多く、女性が働き続けられる環境整備が十分ではなかった
清水建設に入ってからは、大規模な現場で、管理能力が求められるようになった
瀬井さんは「映画のセットのようなものをつくってみたい」と漠然と思い、大学に進学
トンネルや橋といったインフラ建設について学んだ
就活にあたっては、設計部門も考えたが、実際の現場を知らないといけないという思いから、施工現場を希望した
「現場は人と人のつながりが大切
会話などを通じて、いろいろな勉強ができて楽しい」(瀬井さん)という
瀬井さんの将来の夢は「この仕事をやり続けている以上、所長なれたらいいな」
マンションだけではなく、商業施設やオリンピック関連施設など、業務の幅を広げることだ
ただ、既婚者の瀬井さんにとって、「これから出産、育児のことも考えると、会社のサポート体制や現場の方々に助けてもらいながら、仕事を続けられること」が切実な問題だ
夫婦共働きの生活のなかで、子どもの保育園や幼稚園の送り迎えなど、短時間勤務がなければ難しい

「設計よりも現場の最前線で働きたい」

横浜のみなとみらい地区で建設中の地上11階建てのある企業の本社となるビル
現場では、元受けの大林組の26人のほか、約70社の協力会社などが出入りしている
少ない時で150人、多いときは200人を超える作業員が働く現場だ
伊藤綾香(いとう・あやか)さんは、日本大学の海洋建築工学科を卒業後、大林組に入社して4年目となる
「海外旅行に行っても世界遺産など建物を見るのが好き」という
建物は外側からなら誰でも見られるが、内側から見られるのは現場で働く人の特権みたいなもの
就活中に建設現場を見てから、「設計よりも現場の最前線で働きたい」と思うようになった
就活中、大林組では女性が多く活躍しており、管理職や現場の副所長もいると知ったことが入社のきっかけのひとつとなっている
事実、大林組では昨年に業界で初めて、女性の現場所長が誕生、その後もう一人増え現在、女性所長は二名となっている
女性管理職の人数は業界でトップだ
伊藤さんにとって、昨年11月からかかわる、現在の現場は2カ所目となる
初期段階の杭打ちから、建物の骨組みにあたる躯体を担当、最近は鉄骨と外装をみるようになった
実は、「高所恐怖症」という伊藤さんだが、足場のない高いところにも登ることもある
「仕事だから」と覚悟を決めているのか、「安全帯があるから大丈夫」と笑顔を見せる
この現場には、研修で入社一年目の女性も出ている
「仕事以外の話もする」という仲
現場で明るく元気よく働く伊藤さんは、頼もしい会社の先輩だろう
伊藤さんが入社した年、大林組は約10人の女性の施工職を採用したが、その後も継続して同数程度の採用を継続している

「週休2日制にしてほしい」

建築現場で女性がもっと働き安くなるためには、と問いかけると、「個人的な意見」と前置きした上で、「週休2日制にしてほしい」という要望が返ってきた
日曜日は休みだが、土曜日は隔週で働いているのが現実だ
その休みも現場によっては祭日も出勤しなければならない
本社の事務職が、お盆や年末年始といった公休が多いことに比べると、休みは少ないという
将来の結婚、出産、育児のことを考えると、現場監督という仕事には不安がある
それでも「現場で働き続けたい」(伊藤さん)という
ここ数年、業界では「女性活躍推進」を掲げているが、現場で働く”けんせつ小町”たちへの処遇には改善の余地がある
業界として、また企業としてどこまでサポート体制を敷けるのか「男たちの世界」といわれた建築業界は改革を迫られている

 人手不足の建築業界なんで、く”けんせつ小町”が増えてくれるのはすごくありがたい事です。
女性ならではの仕事の仕方で、今までの建築業界を変えれるチャンスかと思うので、1人でも多くのく”けんせつ小町”に期待したいです。


さくら 2015-04-02 (4)ブログ
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