船木 芳朗
  • Author:船木 芳朗
  • 感謝の気持ちを常にもって、いつも「ありがとう」と言われる人になれるよう毎日が勉強です。今まで得た知識を一人でも多くの人に伝える事で、人の助けとなり喜んでもらえる事が、世の中に貢献し子孫に注がれていけば幸せです。
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船木の音沙汰
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「相手を傷つける謝罪」してませんか?回避のコツ3つ
「ごめんね」の安売りが相手と自分を傷つける
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仕事でもプライベートでも、発信力を高めることができれば、やりたいことができる環境が整う時代
せっかくの実力が発信力の弱さで埋もれぬよう、さまざまな実例をあげ、女性らしくしなやかに自己主張ができるようになる手法を、プレゼンノウハウに詳しい池田千恵さんのお話です

「すみません」には内包するさまざまな意味がある

「ごめんね」で丸見えになるあなたの価値観とは?
「すみませーん」と飲食店で店員さんを呼び、エレベーターの「開」ボタンを押してもらった人に「すみません」と声を掛け、仕事のメールでは「お手間をおかけして申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします」と、文末に「申し訳ありません」や「恐縮ですが」というクッション言葉を必ずつける……

考えてみると、私たちは1日に何度も謝罪の言葉を、謝罪の意味だけでなく、いろんな意味を込めて口にしているなぁ、と、たまに不思議な気持ちになります
「すみません」「ごめんなさい」は、さまざまな意味を込めることができるが故に、相手や自分の本当の意図が隠れてしまうこともあります
先日は、夫に「ごめんね」と言ったところ、「何に『ごめんね』なの?」と聞かれて、そのことに気付きはっとしました

何に「ごめんね」と思うかに価値観は表れる


実はここ3カ月ほど、1歳半になる息子の熱が上がったり下がったりして体調が安定しない日々が続きました
そんなときに限って、どうしても外せない、替えが利かない用事や、集中力が試される仕事が続くものです
結果的に、日中夫が会社を休んで家事や育児をする比率が増え、夫に対して「ごめんね」と言うのが口グセのようになってしまっていたのです
そんなときに言われた一言が、「何に『ごめんね』なの?」でした
彼からすると、育児はやって当たり前で、夫婦が協力することなんだから、「ありがとう」なら分かるけれど、私がここで「ごめんね」と言うのはおかしいということでした
そう言われて、ありがたいなと思うと同時に、私は知らず知らずのうちに世間の強固な思い込みに縛られていたことに気付かされました
それは、「お母さんなんだから子どもの世話をお父さんに任せっ放しにしてはいけない」というものです
だから「お父さんにばかり任せている私はダメな母親なのではないか」という気持ちから「ごめんね」という言葉が出てきたのでした
世間一般に思われている、そういった価値観に捉われずに生きているという自覚があり、むしろ「お母さんなんだから」という言葉に反発すら覚えていた私にも、小さい頃からすり込まれてきた価値観による思い込みは、呪いのようにじわじわと侵食しているのだな、と感じた出来事でした
自分や相手が何に「ごめんね」と言っているかを探ってみよう

今回の出来事をきっかけに、数日間「ごめんね」について考えていたのですが、「ごめんね」は考えれば考えるほど奥が深く、安易に使うものではないな、と感じました
なぜなら、「ごめんね」にはさまざまな意味が曖昧に内包されるが故に、自分の気持ちや相手の意図も曖昧でうやむやなものになってきてしまうからです
コミュニケーションはキャッチボールです
相手の意図も、自分の意図もうやむやなままやり取りを続けると、いつのまにかボタンの掛け違いが起きる可能性があります
例えば、何に申し訳なく思うかは人それぞれです
仕事の進捗の遅れが悪だと思っている人は期日通りに仕事を終わらせられなかったときに「ごめんなさい」と思いますが、進捗の遅れよりも完成度を優先させたいと思っている人は、期日通りに終わらせなくても「ごめんなさい」とは思わないことでしょう
違う価値観の人には、違う謝り方をしないと、お互い「相手は失礼なヤツだ」という誤解のヒビが大きくなってしまいますよね
だから自分が何に「ごめんなさい」と思うかを探ることは、そのままあなた自身の価値観や思い込みの明確化につながり、コミュニケーションミスの改善にもつながるのです
自分のことは、なかなか自分では分からないものですが、自分の「ごめんね」チェックでより深く知ることができます
同時に、相手が何に「ごめんね」と言っているかを注意深く探ることにより、相手の価値観も分かるようになります

安易な「ごめんね」は相手を傷つける

また、安易な「ごめんね」は、自分や相手の価値も知らず知らずのうちに下げてしまうこともあり得るので気を付けましょう
私塾である「私であるための企画力講座」の受講生で小さいお子さんを育てている方から聞いた言葉で、思い込みのかすみが晴れるような気持ちになりました
「子どもを保育園に預けるとき、寂しい思いをさせてごめんね、とは言わないようにしています
いろんな人に遊んでもらって、楽しいね、といって送り出すんです。ごめんね、といって預けると、自分はかわいそうな子だと思ってしまうので」
何気なく子どもに「ごめんね」と言ってしまうことで、「子どもを置いて仕事に行き、寂しい思いをさせてしまう私はダメな親だ」「仕事を続ける母親は愛情が足りない」という価値観を知らず知らずのうちに子どもに押しつけてしまうこともあるのだと、このエピソードから気付きました
それからというもの、子どもにポジティブな声掛けを心掛けるようになりました
これは何も子どもに限らず、同僚や友人、部下などにも使える、自分の意識も相手の意識も切り替えることができる手法です

「ごめんね」の安売りはあなた自身を安売りする

とりあえず「ごめんね」と言っておけばいい、という気持ちの謝罪では人はごまかせません
例えば芸能界や政界での、スキャンダルの謝罪会見などを見ても感じることだと思います
「ごめんね」は、本当にごめんね、のときまで取っておきましょう。また、なぜ「ごめんね」なのかを自分の中で明らかにしていきましょう
そうしないと「ごめんね」でなんとなくナアナアになった気持ちをモヤモヤ抱えたまま、本心が分からないままの人間関係を続けていってしまうことになるのです

「ごめんね」を「ありがとう」と言い換えるだけで周囲の気分が変わる

私が嫌っている「母親なんだから」の価値観に縛られているのに気付いたように、「ごめんね」で探ったあなたの価値観が、これからの自分にふさわしくないな、と思ったときは、言葉をまず変えてみることから始めてみましょう
実は、何気なく「ごめんなさい」「すみません」を言っている場面では、「ありがとう」と言い換えても何も問題がなく、むしろ気分がよくなることが多いのです

例えば「大変な思いをさせちゃってごめんね」を「大変な思いまでしてやってくれてありがとう」と言ってみたらどうでしょうか
同じ出来事でも、相手に対する感謝の気持ちがじわじわと湧いてくるのが分かるでしょう
余談ですが、先日両親と温泉に行ったとき、私の過去の「ごめんね」の思い出がよみがえってきました
私は小さい頃病気がちで、母親の持病を引き継いでおり、母親に「悪いところばっかり似ちゃってごめんね」と言われていました
そのことが「私は親の悪いところばかり引き継いでしまったのだ」と、心におりのようにずっと沈んでいたのです
しかし今回一緒に温泉に入り、年齢の割にきめの細かい母の肌を見て、この肌は母親に似たんだ、私は悪いところばっかり似た子どもじゃなかったんだ、と思いました
今なら分かります
母親の「ごめんね」は私を傷つけるつもりでは決してなく、愛情の裏返しだったことが
母もまた、「ごめんね」の呪いの被害者だったことが

「ごめんね」を安易に言いそうになったときの3つのポイント

「ごめんなさい」を「ありがとう」と言い換えると、気分がよくなりますよ
今回の話をまとめると、次の3つになります
今日からあなた自身の「ごめんね」を分析してみると、コミュニケーションが変わっていきますよ
お試しください

 「ごめんね」と口に出そうになったとき、どうして自分はそう思うのかを考えるクセを付けると、自分の価値観や思い込みが明確になっていく

 「ごめんね」を安易に使う「ごめんね」の安売りは、自分や相手の価値を下げてしまう

 「ごめんね」の呪いに気付いたら、「ごめんね」を「ありがとう」と言い換えてみる


 良いお話でしたね
すごくためになりました

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